2026年10月、「うまみ県あいち」の県内飲食店フェアに参加している、名古屋・大須のCAFE TOLANDを訪ねました。
今回のフェアでは、名古屋味噌醤油工業協同組合の組合員であるナカモの「名古屋味噌」を使った、期間限定のデザートが提供されています。
料理人の発想によって、昔から親しまれてきた名古屋味噌がどんな一皿になったのか。実際に味わいながら、お店の方とナカモの担当者にお話を聞きました。
赤味噌がデザートに
赤味噌クリームチーズと炙りみかんのパブロバ
今回登場したのは、ナカモの名古屋味噌を使った「赤味噌クリームチーズと炙りみかんのパブロバ」。
焼いたメレンゲに、みかん風味のカスタード、炙りみかん、赤味噌を合わせたクリームチーズを重ねたデザートです。
メレンゲのサクサクとした軽い食感に、みかんの甘味と酸味、そして味噌とチーズの塩味が加わります。
それぞれを別々に味わうのもおいしいですが、全部を一緒に口に入れたときに、甘味・酸味・塩味がひとつにまとまるのが、このデザートの面白さです。
CAFE TOLAND 鈴木さんに聞きました
「和と洋の、今までにない組み合わせに挑戦したかった」
和と洋の今までにない組み合わせに挑戦したい、という思いで参加しました。
TOLANDさんが考えたのは、味噌チーズケーキのような既にある組み合わせではなく、まだあまり見たことのない味噌スイーツでした。
そこで選んだのが、海外でも親しまれているメレンゲ菓子「パブロバ」。
みかん風味のカスタードの甘さ、炙りみかんの香ばしさと酸味に、味噌とチーズの塩味を加えています。
それぞれで食べてもおいしいですが、すべてを同時に口に含むと、塩味・甘味・酸味のバランスを感じてもらえます。焼いたメレンゲのサクサク、ふわっとした食感も楽しんでほしいです。
甘味・酸味・塩味。
全部を一緒に食べたときに完成する味。
赤味噌というと、味噌煮込みや味噌カツなど、しっかりとした味わいの料理を思い浮かべる人も多いかもしれません。
今回のパブロバでは、その塩味とうま味が、甘いデザートの中でアクセントとして生かされています。
名古屋味噌の味をきちんと感じながら、全体としては軽やかで爽やかな一皿になっていました。
ナカモ 社員さんのコメント
「味噌をしっかり感じるのに、デザートとしてまとまっています」
実際に味わったナカモの社員さんも、
今まで食べたことのない、初体験のおいしさでした。思った以上に味噌をしっかり感じますが、全体としてとてもまとまっていて、味噌をしっかりデザートとして生かしてくださっていると感じました。
と話します。
期間限定で終わってしまうのがもったいないほど、何度でも食べたいおいしさです。
訪れた初日の昼には、すでに「残りわずか」と案内されるほど、多くの方が注文していたそうです。
CAFE TOLANDというお店
CAFE TOLANDは、大須にあるカフェ。開放感のある店内で、食事からデザートまで楽しむことができます。
ナカモの社員さんも「おしゃれな店内で、お食事とデザートの両方を楽しめる素敵な空間です」と話していました。


発酵文化を、今の食へ
名古屋で長く親しまれてきた豆味噌も、料理人の新しい発想と出会うことで、これまでとは違う楽しみ方が生まれます。
今回のパブロバも、味噌の個性を残しながら、デザートという新しい形に広がった一例です。
名古屋味噌醤油工業協同組合では、これからも、作り手と料理人、そして食べる人をつなぎながら、名古屋の発酵文化の今を紹介していきます。
SHOP INFO
CAFE TOLAND
名古屋市中区大須4丁目11−5 Z’s building 6F
提供メニュー
ナカモ「名古屋味噌」使用
赤味噌クリームチーズと炙りみかんのパブロバ
うまみ県あいちフェア|県内飲食店フェア第2期
2026年10月1日〜10月24日

